[AMD] ディープラーニング/マイニング向け Vega発表

Radeon

Published 2017年6月22日 by 編集長 田口

AMDのEPYCローンチプレゼンテーションは、主にデータセンタープロセッサーに重点を置いていたが、AMDの新しいVega GPUラインナップが、プレゼンテーション中に発表された。

Radeon Instinct MI25

正式名称は「Radeon Instinct MI25」
ディープラーニング用アクセラレータであり、映像出力端子は存在しない。ゲーマーなどの消費者向けのものではないが、Vegaベースであり、マイニングにも適しているのではと海外では注目になっている。
このGPUはRadeon Vega Frontier Editionと同様64基のコンピューティングユニットから24.6 TFLOPSの半精度浮動小数点(単精度では12.3 TFLOPS)のパフォーマンスを有している。16 GB以上のHBM2メモリが搭載されており、メモリ帯域幅は484 GB/sとなるのもFE版と同じだ。

Radeon Instinct MI25

AMDはまた、EPYCプロセッサとRadeon Instinct MI25 GPU搭載の2Uサーバラックを搭載し、Inventecと共同開発したことを発表。100 TFLOPSの驚異的なパフォーマンスが可能だと謳う。AMDがこの市場セグメントで競争力のある製品を投入することでNVIDIAの独占的市場に真っ向勝負をかけることとなる。

注目されるべきは MI6 ≒ RX 480

なお、今回の発表で、INSTINCTシリーズが3機種、最上位のMI25を除けばFiji世代のMI8、PolarisベースのMI6も来る。最も注目されるべきはMI6で、36基のコンピュートユニットで5.7 TFLOPSと言えば、RX 480とほぼ同等と見られる。

Radeon Instinct MI25

AMD Radeon Instinct 仕様
アーキテクチャ Vega Fiji Polaris
TDP 300 W 175 W 150 W
コンピュートユニット 64基 64基 36基
半精度浮動小数点演算 24.6 TFLOPS 8.2 TFLOPS 5.7 TFLOPS
単精度浮動小数点演算 12.3 TFLOPS 8.2 TFLOPS 5.7 TFLOPS
メモリー 16 GB / HBM2 16 GB / GDDR5 4 GB / GDDR5
スロット デュアルスロット デュアルスロット シングルスロット

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